100年の時を越えて

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2月もいよいよ明日で終わり、早いことにもう3月。そして今年の2月は、閏年でいつもより1日多いラッキーな年でもあります。

でも、こんな時に本当に神様は、ひどいやっちゃなとつくづく思います。

 

本当にこれから暖かくなり、ようやく2020年オリンピックを始め、挑戦の年!と皆で頑張っていこうとしている時にコロナウィルス という目にも見えない、ウィルスの脅威で世間が萎縮され、これからどの様になってしまうんだろうって先も見えない怖さに怯えながらの生活。。。何だか気持ちまでも暗くなってしまいますね。


今日は、1月のコンサートの演奏を聞いていました。そこでコンサートでも使用した100年の時を越えて生き返ったカーブドソプラノのことを書きたくなったので書きたいと思います!

 

コンサートでご来場頂いた方は、覚えているかもしれませんが、この写真のカーブドソプラノサックス、もう100歳を越える"お"が3つくらい付くおじいちゃんなのです!笑

 

アメリカに留学している時、真っ黒で、もちろん使えるような状態でもなく、ほぼガラクタ同然に扱われていたサックス。その時は、「安いし買っちゃえ!」それ位の気分で買った楽器でした。

 

それから素晴らしいリペアマンによってなんとか音が出せるところまで修理してもらいました。今のリペア技術って本当にすごいですね!昔の楽器でもちゃんとお手入れをすればしっかり使える物になるんだなと改めて技術の凄さに感銘を受けました。


そして音を出した時、今までに感じられないほどの綺麗な艶のあるサウンドが出ました。それからは、このサックスの虜になってしまい、コンサートでこのサックスを使って皆さんの前で演奏したいとずっと思っていました。

 

約5ヶ月近い、修理と調整によって上から下まで音が鳴るようになったサックス。100年経ったあのボロボロの真っ黒だったサックスがこんな綺麗なサウンド奏でるなんて誰もが思わなかったことでしょう。

 

しかし、やはり100年という月日は、いくら高度なリペア技術を持っても少しずつ使って行く度にガタが出てきてました。

コンサート当日、ビリージョエルの隠れた名曲「And So It Goes」をこのソプラノサックスで演奏。演奏の途中から下のキー二つから息が漏れ出して音が出なく鳴ってきてしまいました。

 

僕自身も「頼むからあと少しもってくれー!!」心の中で叫び続けての演奏でした。最後の方は、振り絞るかのごとくなんとか最後まで終えることが出来ました。


久しぶりにこんなに演奏中ヒヤヒヤしましたが、最後までよく頑張ってくれた!と100歳のサックスおおおじいさんに労いの気持ちでいっぱいでした!

 

今は、また音が出ない状態となってしまいましたが、また次の機会までに素晴らしいリペアマンの手で最高の状態に直してもらい、また皆さんの前で演奏したいとな思っています。

 

そして現代のサックスでは、出す事ができない本当に素晴らしいサウンドは、まさにヴィンテージの良さでもありますね。


今は本当に先が見えず不安な毎日ですが、僕が今出来ることは、元気に生活してまた皆さんの前で演奏が出来るようになる日まで、がっつり練習して上手くなることかな。と思っています。

 

そして時々音をお届けして、少しでも不安な気持ちが和らいでもらえたらと願っています。

ということで、YouTubeに前回のこちらのカーブドソプラノを使用した際のコンサート動画をアップロードされました!ぜひお聞きください!

 

★BOP CASTLE vol.3 「And So It Goes」

 

世間はドタバタとしていますが、まずは皆さんが元気でいてくれることを一番に願っています。くれぐれも体調にはお気をつけ下さい。

 

最後までお読み頂きましてありがとうございました!

次回のブログもよろしくお願いします!

 

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コメント: 1
  • #1

    白石美和 (金曜日, 28 2月 2020 20:31)

    大変な時期ですが熊谷さんのサックスの演奏を聴いて乗り切っていきたいと思います
    いま少し辛抱の時ですね